1952-12-23 第15回国会 参議院 本会議 第15号
なお、以上のような内容の法律案について、衆議院農林委員会において、政府は食糧自給度の向上のため、現行土地改良法を再検討し、総合的な農業計画の下に土地改良事業の効率的な実施を図るべきであるが、取りあえず本法の施行に当つては指定基準面積をできるだけ引下げて、湿田単作地域の指定範囲を最高限度に拡大すべきであるとの附帯決議が行われていることを御参考までに申添えておきます。
なお、以上のような内容の法律案について、衆議院農林委員会において、政府は食糧自給度の向上のため、現行土地改良法を再検討し、総合的な農業計画の下に土地改良事業の効率的な実施を図るべきであるが、取りあえず本法の施行に当つては指定基準面積をできるだけ引下げて、湿田単作地域の指定範囲を最高限度に拡大すべきであるとの附帯決議が行われていることを御参考までに申添えておきます。
○楠見義男君 この後段の点なんですが、「指定基準面積をできるだけ引下げて、」とこうあるのですが、この法律では、この指定基準面積というものを制限するような条文はどこにもないように思いましたけれども、それは間違いないでしようか。
すなわち 政府は、食糧自給度の向上のため、現行土地改良法を再検討し、綜合的な農業計画のもとに土地改良事業の効率的な実施をはかるべきであるが、とりあえず、本法の施行に当つては、指定基準面積をできるだけ引下げて、湿田単作地域の指定範囲を最高限度に拡大すべきである。 これを採決いたしましたるところ、これまた全会一致をもつて可決いたしました。 以上御報告申し上げます。
附帯決議 政府は、食糧自給度の向上のため、現行土地改良法を再検討し、綜合的な農業計画のもとに土地改良事業の効率的な実施をはかるべきであるが、とりあえず、本法施行に当つては、指定基準面積をできるだけ引下げて、湿田單作地域の指定範囲を最高限度に拡大すべきである。 以上であります。何とぞ御賛成を願います。
○井上委員 私も最後に一点確かめておきたいのですが、平川君からも昨日来執拗に質問をいたしております本法の指定基準面積の引下げの問題であります。この指定基準面積というのは、これは法律できまつておるわけではないのです。